●事務局の苦労を解消するIRB電子化システムの現状
●iPadを利用したIRB審査資料電子化の実践
●IRB資料の電子ファイル授受に関する製薬協の考え
●『電磁的記録への第一歩 〜電子データはどれが原本?〜』
これらの資料の共通項は「IT」だ。
製薬協の●「治験119」でも「IT絡み」の質問が出始めた。
上記の「治験119」中では、例えば以下のこと。
●質問番号:2007-25 治験審査委員会審査資料の電子化
●質問番号:2011-20 他の医療機関と情報共有している電子カルテ上への治験関連情報の記録・格納
●質問番号:2011-41 インターネットでの被験者募集
●質問番号:2011-42 インターネットでの被験者募集(その2)
●質問番号:2011-50 スキャナで電子化された署名済み同意書の取扱い
●質問番号:2011-58 テレビ会議による治験審査委員会の開催
●質問番号:2012-29 治験審査委員会審査資料の電子化(その2)
僕が社会人として働き始めた1980年代初頭、会社にはパソコンが数台しかなかった。
そんな「古き良き時代」は遠く過ぎ去り、もう元には戻れない。
それがいいことなのか悪いことなのかは別にして、パソコンやメールの無かった時代には戻れない。
今から、思うと、当時(パソコンの無かった時代)、どうやって仕事をしていたんだろう?と思ってしまう。
今では僕らは1日のうち「25時間」はパソコンやタブレットやスマホに向かっている。
だったら、それらを賢く使う。
話は飛びますが、先日、楽天からいきなり「kobo」が送られてきた。
僕は何も頼んでいないのに。
この「kobo」に対するハードの費用は一切、無料。
試しに使ってみた。
●「青空文庫」で公開している本は無料でダウンロードできる。
すぐに僕は「青空文庫」の50冊ほどを「kobo」にダウンロードした。
普段、僕は通勤時間に読む本として2冊は鞄に入れている。
とても50冊も鞄に入れられない。(コロコロに入れるなら別だが。)
それが、背広の裏ポケットに入る。
これは「活字中毒」の僕には福音だ。
この楽天のなりふりかまわない戦略(無料で、強引に「kobo」を送ってくる)に、まんまとはまり、そのうち、僕は新書も有料で楽天からダウンロードしそうだ。
話は戻ります。
「手書き」の時代が去った現代は、ITを賢く使いましょう。
たとえば、僕が発刊している●「日刊GCPメルマガ」では、毎日、医学、治験関係のニュースを載せている。
そのニュースはどうやって集めているかというとグーグルの「アラート」機能を使っている。
↓
http://www.google.co.jp/alerts?hl=ja
このアラート機能に50個ほどのキーワードを登録している。
たとえば「治験」とか「GCP」とか「臨床試験」とか「糖尿病」「抗がん剤 治験」「新薬」「創薬」「モニター」「医療イノベーション」「国際共同治験」「日本製薬工業協会」「総合機構」など等。
このアラート機能を使うと、自動的に指定したメールアドレスにグーグルが検索した記事を送ってくる。
だから、今、上に「国際共同治験」なんていう言葉を書いたので、このブログがアラート機能から送られてくるはずだ。
ちなみに「GCP」としては、「創価大学のGlobal Citizenship Program」のニュースがよく来る。
↓
http://sgcp.soka.ac.jp/
「新薬」では「日本新薬」さんの野球チームの活躍がよく送られてくる。
思わぬ発見があって面白い。
その他に医療系のニュース収集に活用しているのは「日本スリービー・サイエンティフィック 」のメルマガと「薬事日報社」のメルマガですね。
●日本スリービー・サイエンティフィック
↓
http://www.3bs.jp/mailmag/
●薬事日報社
↓
http://www.yakujinippo-mailnews.jp/
ついでに、医療英語に必須なのは下記のサイトのメルマガ(超おすすめ!)
↓
http://medieigo.com/list/mm/mailmagazine
まぁ、そんなこんなのニュースから僕がピックアップして「日刊GCPメルマガ」に載せている。
リアルの会社では同じようにグーグルのアラート機能に日本のほとんどの製薬会社とCROの名称を登録して、会社の僕のメールアドレスに届くようにしている。
それらをピックアップして、1週間に1回、僕は臨床開発部署の全員にメルマガとして配信している。
ただし、大事なことは情報を収集することではない。
それらの情報から何を考えるかだ。
そこから、どう戦略を組み立てるかだ。
また、会社によっては積極的にツイッターやSNSを社内コミュニケーションツールとして活用している会社もある。
↓
http://www.mizuho-ir.co.jp/publication/column/2012/0605.html
あるいは、会社の営業そのものにツイッターやSNSを利用している会社も多い。
iPadもMRの必携アイテムになりつつある。
↓
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20111007/370355/
「ホーライ製薬」の場合、今は、このSeeSaaが提供しているブログを中心に活動している。
↓
https://blog.seesaa.jp/
このブログはツイッターに同時に通知する機能がついているので、このブログを更新すると自動的に僕のツイッターで「つぶやく」ことができる。
↓
https://twitter.com/horai_japan
「お勧めのビジネス書」のブログも更新すると同様だ。
さらに、このツイッターには、自動的にfacebookに通知する機能がついているので、僕のツイッターからはfacebookの「ホーライ製薬」に投稿される。
↓
http://www.facebook.com/Horaiseiyaku
また、最近は「ニュース系」のサイトには「ツイッター」ボタンが付いているので、上記のアラート機能から送られてきたサイトで「これは使える」と思えるニュースは、「ツイッター」ボタンを押す。
すると、自動的に僕のツイッターで「つぶやく」。
それがまた、ツイッター経由でfacebookのホーライ製薬に投稿される・・・・・・と、訳の分からない人にはさっぱり分からない話だよね。
でも、それが現代です。
僕の活動が全て、facebookのホーライ製薬の集約されている。
厚生労働省のサイトや総合機構のサイトにもツイッターボタンとかついているといいと思うんだけれどね。(大学とかも。)
僕が言っているのは、公式のアカウントではなくて、閲覧者が押すと、その閲覧者のツイッターでつぶやけるやつね。
厚生労働省の公式のツイッターは下記。
↓
https://twitter.com/MHLWitter
ITは賢く使おう!
くれぐれも「炎上」には注意しましょうね。お互いに。
●医薬品ができるまで(治験に関する話題)
●ホーライ製薬のfacebook
https://twitter.com/horai_japan
●ホーライのツイッター
https://twitter.com/horai_japan
●週刊「モニターとCRCのためのGCPメルマガ」
●日刊「モニターとCRCのためのGCPメルマガ」
●塚田 淳彦 (ホーライ) facebook
http://www.facebook.com/atsuhiko.tsukada