ゆーり「今日、初めて治験実施医療機関を訪問したけれど、どうだった?」
新入社員のAさん「いや〜〜、あらためて見まわしてみると、病院には患者さんだけでなく、MRや私たちモニターのような背広にネクタイ姿の人が多いんだな、と思いました。」
トトロ「あははは。なるほどね。」
まひな「治験事務局の方と僕とのやりとりを見ていて、どう思った?」
新入社員のAさん「はい。スラスラと言葉が出てくるなと、感心しました。」
ヨ−イチ「あのね、何年、モニターをやっていると思うの?」
新入社員のAさん「でも、私は、まだあんなにうまく話す自信がありません。」
フラワー「大丈夫よ。私も、新入社員のころは、そう思っていたから。」
新入社員のAさん「どうすれば、あんなにうまくなりますか?」
まきろん「練習と場数を踏むことね。」
Atsu-4「これから、チーム内でロールプレイをして鍛えてあげるわよ。」
新入社員のAさん「ありがとうございます。」
百年の孤独「ほかに気づいた点は?」
新入社員のAさん「ドクターと話をしているときに、さりげなく、他社の競合品の治験の進み具合を聞いていたのが印象的でした。」
かぐや姫「私たち製薬会社も営利企業だから、一歩でも他社に先んじて新薬を上梓したいわけね。」
カルシファー「じゃ、来週は●●クリニックを訪問するから、今度は、A君が実際に手続きをしてね。もちろん、うしろで見ていて、いざとなればサポートするから。」
新入社員のAさん「ええ〜!もうですか?」
博多小町「そう。もう、なのよ。どうせ、いつかは本番デビューするのだから。治験申請書を作成して、今週の木曜日までに私に見せてね。」
新入社員のAさん「はい、わかりました。」
さくら「治験の簡単な説明もしてもらうから、プロトコル等も読んでおいて。特に、●●クリニックの治験事務局は薬局内にあって、事務局長さんも薬剤師なので、作用機序とか聞いてくると思うから、そこも勉強しておいて。」
新入社員のAさん「はい。わかりましたが、なんだか、だんだん、心細くなってきました。」
小桑院「大丈夫。このオフィスを眺めてみて。何人の人が働いている?」
新入社員のAさん「100人ぐらいですか。」
バカボン「そうね。その100人が全て、仲間だからさ。きみひとりで仕事をしているわけではない、と思って。」
有馬街道「日当もつくし。」
新入社員のAさん「あ、それはいいですね。」
べのした「ということで、来週は治験責任医師にプロトコルを説明するの巻きだからね。」
新入社員のAさん「はい。」
■来週へ続く
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