ひで「そうだね。それは止むを得ないな。」
ラディッツ赤木「でも、そういう時って、じゃ、どすればいいんですか?」
くも「どうしたらいいと思う?」
ラディッツ赤木「そうですね・・・・・・例えば、他の会社のひとに聞いてみる。」
ピクミン「うん、それが一番安直な方法だね。でも、その会社でも同じことで判断に困っているかもしれなよ。」
ドンドン「逆に質問されたりして。ありえるな。」
ラディッツ赤木「業界で統一見解を出す、というのはどうですか?」
秘密研究員「それだと時間がかかるし、必ずしも業界で考えたからと言って、いい答えが出るわけでもない。逆に、自らの首を絞めるような答えができてしまうおそれもあるしね。」
ラディッツ赤木「会社の先輩に聞く、という手もありますよね。」
メタルナイト「まずは、そこからだろうね。特に新人やモニター経験が浅いひとは。」
よっきゅん「でも、質問された先輩も答えをいつも持っているわけではないわ。」
ラディッツ赤木「そんなとき、先輩はどうするんだろう?」
ブライアン成田「どうすると思う?」
ラディッツ赤木「僕が聞きにいって、そんなことがあると、先輩は自分で考えています。」
ふじおねえ「そうよね。分からないときは自分で考えるのよ。」
ラディッツ赤木「でも、自分で考えて分からないから、誰かに聞きたいわけでして・・・・・・。」
震電「そりゃそうだろうけれどね。でもね、まずは自分なりに考えた答えを用意してから、先輩に聞きにいくといいよ。」
ラディッツ赤木「そうすれば、自分の判断が正しかった、となることもありますね。自分で考える癖もつきそうです。」
kaizer11「だろ?自分で考え、経験を積む。そして、また問題にぶち当たり、また考える。この繰り返しが大切なんだ。」
プリンセス・オーロラ「自分なりにGCPのグレーゾーンのQ&A集を作ってみるのもいいよ。」
ラディッツ赤木「すぐにひとに頼らずに、まずは自力で、ですね。」
しまうま「その時のポイントだけど、物事の本質を捉えようとするといいよ。」
ラディッツ赤木「一度、基本に戻るって、ことも必要になりそうですね。」
GCPのグレーゾーンにぶち当たったたら。(GCPのグレーゾーンを読み解く方法)
(1)問題の根本的理由を考える(それは何故、問題なのか?問題じゃないのなら、それはほうっておく)。
(2)問題の本質を探る(関連するGCPの条文は何かを考える)。
(3)GCPの基本精神に戻って考えてみる(創薬ボランティアの人権、安全、福祉の保護。データの科学性と信頼性を確保する)。
(4)上記の方法を取った上で、自分なりの答えを作る。
(5)それから、他人の意見を聞く。
デーさん「そいうことだ。ところで、自分のビジョンは考えた?」
ラディッツ赤木「あ、以前の話に戻るんですね。はい、考えました。」
ルーシー「どんなビジョンなの?聞かせてよ。」
ラディッツ赤木「はい。同じ作業なら、ほかの人の半分のスピードでできるモニターになる、です。」
ルパン三世「スピード重視だね?」
ラディッツ赤木「ええ。モニタリングだけでなく、日常業務でも同様に考えています。」
こさめ「そのためにはどうすればいいのかしら?」
ラディッツ赤木「完璧を期さない、知恵を使う、すぐに着手する、の3ポイントです。」
スナフキン「なるほどね。参考になるよ。」
デーモン部長「お〜〜!GWなのに、やっているな。どうだ?この辺でコーヒーでも、って、これは先週もやったっけ?」(はい。by ホーライ)
*この物語はフィクションです。
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