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http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000053165.html
今日は、いくつか見ていきます。
まずは、「臨床研究・治験活性化5か年計画2012-製薬協の取組み-(日本製薬工業協会提出資料)」です。
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http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000053152.pdf
「国民・患者への(治験に関する)普及啓発 〜製薬協HPの情報アクセス性向上を検討〜」とありますね。
是非、より良いものを作って頂きたいと思います。
それ以外にも「コスト適正化への取組み」とか「電磁化推進のための取組み」なんてのもありますね。
いずれも、まだまだ、これからってとこでしょうか。
次に「一般利用者の視点に基づく臨床試験コンテンツ作成とポータルサイト構築に関する研究(有田班提出資料)」と「国民・患者への臨床研究・治験の普及啓発に関する研究(佐藤班提出資料)」を見ます。
どちらも臨床試験に関連するポータルサイトを通じての国民・患者への臨床研究・治験の普及啓発に関するものです。
まずは、「一般利用者の視点に基づく臨床試験コンテンツ作成とポータルサイト構築に関する研究(有田班提出資料)」
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http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000053154.pdf
この研究はかなり興味を引きます。
特にまずは、アンケート結果です。
国立保健医療科学院の臨床研究(試験)ポータルサイトって、治験関係者にもあまり知られていないんですね。(9ページ目)
次にボランティアによるシミュレーションみたいなことをやっていますね。(14、15ページ目)
なるほど、「and検索」とか、あまりやらないんだ。
さらに「国立保健医療科学院トップページ」をスタートとして臨床試験情報を調べることもやっていますね。(16ページ〜)
ほかにも「一般利用者目線の臨床試験ポータルサイトへの要望」(18ページ〜)
また「ポータルサイトプロトタイプの構築」までやっているんですね!(21ページ〜)
あら?「試作品の公開は許されなかった」なんですね。(23ページ)
ふ〜〜〜ん。
でも、プロトタイプがどんなものか、だいたい、分かります(24ページ〜)
「and検索」とかできるようになっているんですね。
さらに関連サイトのへのリンクも出てくるんですね。
それと、チラッとしか書いてありませんが、僕の興味を特にひいたのは「乳がんの語り」へのリンクです。(31ページ目)
このサイトへのリンクですね。
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「認定特定非営利活動法人(NPO)健康と病いの語りディペックス・ジャパン」
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http://www.dipex-j.org/bc/
へ〜〜! こんなサイトがあるんだ、と思いました。
さて、次に「国民・患者への臨床研究・治験の普及啓発に関する研究(佐藤班提出資料)」です。
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http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000053191.pdf
まず「信頼できる(公的)情報提供サイトの必要性」をあげています。
そりゃそうですね。
次に「科学院ポータルサイトの認知度・利便性の向上」もあげています。
「キーワード検索で上位になること(適切なSEO戦略)」なんてのも書いてありますが、これなんて、僕のように個人でブログやサイトを開設している人には必至:必死です(^^;)
「治験情報の日常語検索、表示項目の追加」もありますね。
一般市民の患者さんにはありがたいことです。(第2相臨床試験、なんて、普通、知らないですから。)
僕としては、絶対に必要なのは、検索して出てきた治験(臨床試験)の情報をさらに知りたい場合の「連絡先」の情報です。患者さんにとっては必須でしょう。