今週と来週も『日本版NIH(その4の2)』です。
久々ですね、日本版NIH(とは呼ばないそうですが。)
詳細は下記のサイトをご覧ください。
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http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/
上記のページの平成26年 3月31日 「第6回 健康・医療戦略参与会合」を見ます。
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http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/sanyokaigou/dai6/gijisidai.html
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今週も来週も、資料のコピペだけですので(ところどころで、僕が「チャチャ」を入れていますが)、上記にある資料を自分で読む! という方はスキップしてくださいね。
さて、いきますか。
という前に、所謂、日本版NIHは結局、『日本医療研究開発機構』と呼ばれる法人がなるんですかね。
この理解で、正しい?
まぁ、いっか。そんなこと^^;
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新たな医療分野の研究開発体制の全体像
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●健康・医療戦略推進本部の役割
○ 医療分野研究開発推進計画を策定
○ 医療分野の研究開発の司令塔として総合的な予算要求配分調整を実施
○ 調整費の使途を戦略的・重点的な予算配分を行う観点から決定
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総合的な予算要求配分調整
◎国が定めた戦略に基づくトップダウンの研究(約1400億円)
・ 日本医療研究開発機構に約1,200億円を集約化。
この他、調整費(500億円)のうち175億円を活用
・ PD、POによるマネジメント
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POとは?
PDとは?
プログラムオフィサー(PO)、プログラムディレクター(PD)
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臨床研究中核病院等(研究を臨床につなげるため、国際水準の質の高い臨床研究・治験の確実な実施)←←←■■■ 期待したいぞ!! ■■■
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◎インハウス研究(国の研究機関)(約750億円)
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◎研究者の発意によるボトムアップの基礎研究:科学研究費助成事業(約650億円)
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独立行政法人改革等に関する基本的な方針(抄)
(平成25年12月24日閣議決定)
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●文部科学省所管【科学技術振興機構】
○ 研究開発型の法人とする。
○ 学術研究の成果を科学技術イノベーションに資する研究につなげていくため、日本学術振興会との連携を強化する。
○ 本法人がこれまで実施してきた医療分野の研究開発に係るファンディング機能は、所要の人員も含め日本医療研究開発機構(仮称)に移管する。
○ ファンディング機能を有する代表的機関として、国からの運営費交付金や民間からの資金等を用いて大学等機関への委託を行う研究開発業務について、不正防止策を強化するとともに、委託先機関のガバナンス強化に対する支援を行う。
●科学技術振興機構
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http://www.jst.go.jp/
●厚生労働省所管【国立健康・栄養研究所、医薬基盤研究所】
○ 上記2法人を統合し、研究開発型の法人とする。
○ 医療分野の研究開発に係るファンディング機能を集約して一元的な研究管理を行う独立行政法人日本医療研究開発機構(仮称)の設立に当たっては、日本再興戦略(平成25 年6 月14 日閣議決定)において、「スクラップアンドビルド原則に基づき行うこととし、公的部門の肥大化は行わない」とされていることを踏まえ、当該法人の設立に伴う法人数1の増は、上記2法人の統合による法人数1の減をもって充てる。
○ 医薬基盤研究所がこれまで実施してきた医療分野の研究開発に係るファンディング機能及び創薬支援業務は、所要の人員も含め日本医療研究開発機構(仮称)に移管する。
○ 希少疾病用医薬品等開発振興事業については、健康・医療戦略(平成25年6月14日関係大臣申合せ)において、「希少疾病用医薬品・医療機器の指定制度・助成金や専門的な指導・助言体制の充実・強化を行う」とされたことを踏まえ、上記2法人の統合後の法人において、その充実・強化を図る。
○ 国立健康・栄養研究所による栄養表示に関する収去試験の実施は、今後、食品表示法に基づく民間の登録検査機関による実施状況に応じて、縮小する。
●国立健康・栄養研究所
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http://www0.nih.go.jp/eiken/
●医薬基盤研究所
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http://www.nibio.go.jp/index.html
●経済産業省所管【新エネルギー・産業技術総合開発機構】
○ 研究開発型の法人とする。
○ 本法人がこれまで実施してきた医療分野の研究開発に係るファンディング機能は、所要の人員も含め日本医療研究開発機構(仮称)に移管する。
○ ファンディング機能を有する代表的機関として、国からの運営費交付金及び補助金等を用いて行う研究開発業務や助成業務について、不正防止策を強化するとともに、受給先のガバナンス強化に対する支援を行う。
●新エネルギー・産業技術総合開発機構
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http://www.nedo.go.jp/
(5月8日の木曜日へ続く)