2014年03月01日

抗うつ薬の臨床評価方法に関するガイドライン

今週は「抗うつ薬」の治験を見ます。
 
「抗うつ薬の臨床評価方法に関するガイドライン」について
   ↓
http://www.pmda.go.jp/kijunsakusei/file/guideline/new_drug/kou-utsuyaku-guideline.pdf

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人間、歳をとると「病気自慢」が始まる。

近所のクリニックに行くと初老あたりから上の人らしき人たちが、しきりに「自分は糖尿病でもう3年も薬を飲んでいるんですよ。」「へ〜〜そうですか。私は高血圧でね、毎日薬を5種類も飲むんで、つい1つや2つ飲み忘れて、最後には何故か、いつも黄色とか青の薬だけが1錠残るんですよ」的な話に花を咲かせている。

そういうことなので、僕も病気自慢から始めると(不謹慎だけど)、もう「うつ病」に関してはベテランです。

ちなみに今から10数年前、新GCPが導入され、日本で初めて一般新聞紙に「治験の広告(本当は厳密に言うと「広告」ではないんですが)」が載りました。

その時、木の実ナナさんの写真が「私、バリバリの鬱です」というキャッチコピーとともに新聞一面に出ました。

当時、衝撃的でした。

そうか、新聞で治験の被験者を集める時代が来たんだ、と。

ちなみに、さっきのキャッチーコピー「バリバリの鬱」は精神科の臨床医に怒られたそうです。

「うつ病をバリバリとはなんだ!」と。(あくまでも噂ですが。)

まぁ、そんなこんなでこの「バリバリの鬱」の抗うつ薬の治験キャンペーンから、1、2年間は毎週のように新聞一面を使った治験広告(被験者募集)が流行しましたが、もう、すっかり見なくなりましたね。

当時、僕はその毎週のように掲載された治験広告の写真を撮って、「医薬品ができるまで」のサイトで「広告コンクール」をやりました。

面白かったなぁ。(不謹慎かもしれませんが。)


で、僕の病気自慢ですが(不謹慎)、27歳の初発から今まで30年近く、うつ病に悩まされています。

ここ10年ぐらいはうつ病の他に不眠症も入っています。


病気というものは何でもそうですが、本人は辛いものです。

中でも「自覚症状」のある病気は辛い。

僕は高血圧と脂質異常症も患っていますが、この2つは自覚症状が無いので、なんか、薬を毎日飲まなくてもいいよなぁ、とつい思ってしまいますが、抗うつ薬のほうは、もう絶対に、飲み忘れないぞ!と気合を入れて飲んでいます。

僕の場合、(さらに病気自慢は続く)冬になると特にうつ病が悪化します。

症状的には「抑うつ感」と「高度な倦怠感」が出ていますが、「自殺企図」は全くありません。

朝、起きた時に、この抑うつ感と倦怠感でベッドから出られないこともしばしば。

そんな時、僕は自分の体を持て余します。

治療としてはアモキサンとトリプタノールの2種類の抗うつ薬とマイスリーとロヒプノールの2種類の睡眠薬を飲んでいます。

さて、僕の病気自慢はここまでとし、抗うつ薬の臨床評価ガイドラインを見ていきましょう。

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うつ病は、抑うつ気分や不安・焦燥感等の気分・感情の障害を主症状として、意欲・行動の障害、さらには睡眠障害や食欲不振、疲労感等の身体症状を伴うことが多い精神疾患である。

基礎的及び臨床的研究の進歩により、うつ病の病因、病態は明らかにされつつあるが、未だに十分には解明されていない。

うつ病は全世界で普遍的にみられ、生涯有病率は10 %を超えると推定されている。

また、すべての患者の半数は20〜50歳の間に発病しているとも推定されるが、小児や高齢者でもみられる。

うつ病の経過は、うつ病相が一生のうち一度だけ出現するものから反復性のものまで様々であり、治療により十分な改善が得られず長期にわたり抑うつ症状が持続することもある。

このため、患者のみでなく家族に対しても、精神的ならびに社会的な負担、そして経済的損失は大きく、その対処は重要である。

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ストレスが多い時代になったせいか、うつ病の患者は増えているというデータを見たことがあります。

ある時点ではだいたい50人から35人に1人、生涯の間には15人から7人に1人がうつ病にかかると考えられているようです。




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うつ病の治療目標は、抑うつ症状の改善により精神的、社会的な生活の質の向上を図ることである。

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まずは、患者のQOLの向上ですね。

重度なうつ病の場合は自殺の予防となると思います。



posted by ホーライ at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病の治験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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