詳細は下記のサイトをご覧ください。
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http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/
「平成25年12月5日第5回 健康・医療戦略参与会合 が開催されました。」を見ます。
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http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/sanyokaigou/dai5/gijisidai.html
医療分野の研究開発に関する総合戦略(たたき台)
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http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/sanyokaigou/dai5/siryou4.pdf
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2.医薬品・医療機器開発の新たな仕組みの構築
シーズを見出し、それを実用化に結び付けるため、最終的なビジネスとしての発展も視野に入れつつ、基礎から臨床研究、実用化までの一気通貫の研究開発の推進、さらに臨床現場における検証と新たな課題を抽出できる体制の整備が必要である。
その際には、研究開発の出口を見据えた知財戦略と、基礎研究の成果の中から実用化に向けた可能性の高いニーズを見極めるスクリーニングや、臨床研究データの集積・活用を図り、しっかりと基礎から応用、臨床、実用化へと橋渡しがなされることが重要である。
また、日本発の革新的医薬品・医療機器の実用化を促進に向け、幅広い分野につき高度の知識・技術を有する人材の育成、医薬品・医療機器開発の効率化、迅速化、有効性・安全性の評価、開発・審査に関するガイドラインの整備等に関する研究(レギュラトリーサイエンス)、知財に関する法制度の整備を同時に推進する必要がある。
さらに、レジストリー研究のためのデータベース構築、ビッグデータ分析等のICTの活用による研究開発プロセスのスピードアップとコストダウンを図る必要がある。
新薬開発のためのFirst in Human 試験をはじめ、あらゆる治験の迅速な実施に向け、短期間で効率的な治験を行うため、ナショナルセンター、臨床中核病院等のネットワークを強化し、症例を集積しやすい環境を整備する必要がある。
なお、実用化へ向けた支援として、薬事戦略相談等に関するPMDAの体制強化と、PMDAと連携した有望シーズの出口戦略の策定・助言、企業への情報提供・マッチング等、企業連携・連携支援機能の強化が必要である。
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「出口戦略」ですね。
研究のための研究、自己満足の研究の時代は終焉します。
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(1)医薬品分野
我が国発の医薬品開発を実現するにあたっては、患者ニーズの把握等に努め戦略的なテーマを設定する必要がある。
アカデミアの優れたシーズからの創薬を加速させるため、平成25年5月に開始された創薬支援ネットワークを活用し、橋渡しを行うなど、アカデミア創薬が企業へとその成果が速やかに移転され、成長するように育成する必要がある。
そのためには目利き人材の確保・育成、既存シーズのライブラリー、知財及び適応外使用ライブラリーの整備を図ることにより、創薬に関わる全ての研究者等があらゆる創薬関連情報を利用しやすい環境の整備に向け、創薬支援ネットワーク等を活用し、関係機関が協力・連携して取組む。
具体的には、ドラッグ・リポジショニング(注:既存の薬剤の作用メカニズムを解明し、その薬の新たな効果を探し出し、別の疾患の治療薬として活用すること、育薬ともいう)に向けた新たな体制の構築等についても検討する必要がある。また品質、有効性、安全性を確保するレギュラトリーサイエンスの強化も重要である。
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『創薬支援ネットワーク』
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http://www.nibio.go.jp/iD3/