●本音と異なる「意図」「配慮」をしていないか?
「同僚と飲みに行くより、夜は家で静かに過ごしたい」のに、「つきあいの悪い人間だと思われたくない」、だから「毎晩、つきあってしまう」・・・よい印象を相手に与えたいという意図。
「こちらが忙しいときに電話をかけてきていつも長電話をする。困っているけれど、なかなか言い出せない」、だから「毎日のように長電話をしてしまう」・・・相手を傷つけないようにとの配慮。
そんな、本当に思っていることとは異なる「意図」や「配慮」をしてしまい、自分の本音を「素直」に表現できないことはないでしょうか?
「本音」と「建前」を使い分ける日本人には多いような気がします。
自分の気持ちや考えに対して自分が素直にならない限り、気持ちや考えをはっきりと表明することは難しいものです。
アサーティブとは、お互いがしっかりと自分の気持ちや考えを伝えあい、真実を語りあうことを意味するものです。
素直に表現しなかったために、必要以上の仕事を抱え込んでしまったり、行きたくない飲み会に出かけていたとすると、素直に表現しないことがかえって人間関係を悪化させてしまうことに気づくでしょう。
●できないこと、やりたくないことに「No」と言ってもいい
そもそも、私たちはなぜ「できません」「無理です」「お断りします」「嫌です」と切り出すことに心理的な抵抗を覚えてしまうのでしょうか?
なぜ、「No」と言えないのでしょうか?
@自分が相手の立場だったら、Noと言われると困ってしまう
A相手に嫌われたくない。悪く思われたくない
B自分が何か依頼するときに、Noと言われたくない
CNoと言うと、相手の存在そのものを否定してしまうような気がする
D依頼されるのは、自分が頼られているということなので断りにくい
・・・・等が考えられます。
Noと言わない場面には、2種類あるようです。
ひとつは「相手との関係に対して」です。
相手との距離感や関係性によっては、「Noを選びたい気持ちもあるけれど、この場合はYesにしよう」というケースで、上の@とDがあてはまります。
もう1つは「内容に対してNoが言えない」場合です。上記のA、B、Cのようなケースです。
「相手との関係に対してノーと言わない」ケースとは、たとえば、いつも周りのみんなの仕事をサポートしてくれる人から「急用ができてしまって、今日の打ち合わせに出られなくなってしまった。申し訳ないけれど、代わりに出席してもらえないか?」と頼まれるような場面です。
「いつもお世話になっているから」と思ってOKする。
この場合のようにノーと言う権利があることを十分に理解しながら、イエスを選択したのであれば、断ることよりも相手との関係を大切にしたのですから、これも立派なアサーティブなふるまいです。
何よりも、日頃からノーと言っても壊れない人間関係を作ることが大切です。
問題なのは、2つ目の「内容に対してノーが言えない」場合です。
このように感じてしまうのは「●●すべき」という思い込みに縛られているのです。
「自分の用事なんて重要じゃない」「疲れていたって頑張ればできる」と自分の本音を建前で説き伏せようとしてしまい、そんな自分に対してノーが言えません。
でも、こんな場合、ノーと言ってもいいのです。
明日へ続く
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