2013年11月10日

今週は『言いにくいことをさらりと言う方法』の1週間

今週は『言いにくいことをさらりと言う方法』の1週間です。

●アサーティブとは?

自分の気持ち・考えを「攻撃的になることなく」「委縮することなく」適切に伝える態度・ふるまいを「アサーティブ」といいます。


事例:

チームで利用するSDVチェックリストの作成を頼まれ、2週間かかって、ようやく完成した。

この間の自分の仕事ができなかったので、ほっとしていたところ、同僚から(あるいは上司から「悪いけれど、OJTのマニュアルを作成してくれないか?」と言われました。

あなたなら、どう答えますか?





【タイプ1】自分の考えを抑えこんでしまう人

「困ったなぁ。やっと自分の仕事に取り掛かれると思ったんだけれど、仕方がないなぁ、明日から手伝うよ」と答えてしまう人。




【タイプ2】怒りを爆発させる人

「君はこちらから手伝うことを一切しないで、頼むときだけ都合がいいんだ!

君の仕事ははかどるかもしれないけれど、僕の仕事が手につかないじゃないか。

人手が足らないことくらい想定できただろうから、他をあたってくれよ!」と怒りを爆発させる人。




【タイプ3】自分の気持ちを素直に表現する人

「君が困っていることはよく理解できるんだけれど、僕も本来取り組む仕事が2週間ほど遅れているんだ。

やっとここ数日で取り戻せると意気込んでいたところなんだ。

だから、今回は全ては手伝えないんだ。

どうだろう、午前中だけなら手伝えるんだけどそれでどうにかならない? 

もし、マニュアルの作成が終わったら、こちらの仕事も2日ほど手伝ってもらえると嬉しいんだけれど。」と自分の事情を率直に伝える人。




タイプ1とタイプ2では思っていることをストレートに伝えていないのに対して、タイプ3のような発言は、率直に、そして素直に自分の想いを語り、しかも、相手の想いを語るスペースを残しています。

これを「アサーティブ(Assertive)」な言動と言います。



●「アサーティブ」は自分も相手も尊重します。

自分の権利をはっきり伝えながら、相手の権利も侵さないという「相互尊重」のコミュニケーションです。

アサーティブな立場とは、「自分と同様、相手にも感情や考えがあるのだから、葛藤は当然、起こりうる」と考えます。

そして、お互いを大切にして歩みよる姿勢をとり、葛藤解決の方法を探ろうとすることです。




「アサーティブ」(Assertive. 名詞はアサーション:Assertion)とは英和辞典で調べると「断定的な」「自己主張の強い」という意味が書かれています。

この意味通りに「自己主張」とか「断定的な自己表現」と表現してしまうと、「どんなことをしても、自分の欲求を通すことだ」と誤解されがちですが、決して、そのようなことを意味するものではありません。

アサーティブになるということは、自分自身のことを素直に、率直に、そして適切に表現することで、自分の思っていることを大切にする、ひいては自分自身を大切にすることなのです。

「素直な自己表現」と言ってもいいでしょう。



明日へ続く




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posted by ホーライ at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 治験に必要なスキル・知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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