2013年10月16日

QM(Quality Management)について

今週は「治験におけるCAPA、QM」について考えます。


●QM(Quality Management)について

人はミスを犯す動物だ。

組織はミスを発生させるシステムだ。

組織において問題の発生は不可避と言ってもいい。


そのミスをどう予防するか、もし、ミスが発生したらどうするか、を考えるのがQM(Quality Management)だ。

治験におけるQM(Quality Management)とは?

まず、次のことを考える。

●プロトコル逸脱が発生したらどうするか?

●あるいはより重大な逸脱をどう防ぐか?

●そのプロトコル逸脱は許容範囲内か?それとも看過できないプロトコル逸脱か?




昔はQAをすることで「品質を保証する」としていた。

しかし、書類や治験のプロセスが増えてきたので、プロセス途中でQCする必要がでてきた。

In-process QCだ。(工程内QCだ)

そして、そのIn-process QCで発見された問題点を緊急処置し、さらに根源的な原因を探る。

QM(Quality Management)では治験の工程をリアルタイムでチェックすることになる(ここが重要!)。




QCはドキュメントの質をあげることがメインのお仕事だ。

QCの場合、対象は書類だけだが、QM(Quality Management)の場合はプロセスの改善(変更)も考える。

上層部に改善提案もする。

たとえば問題を解決するために、新たなSOPを作り、SOPをトレーニングする、SOPどおりに動いてもらう、それをQCやQAで確認・評価する。

QM(Quality Management)の手法のひとつがCAPAだ。




明日へ続く



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posted by ホーライ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | リスクマネジメントとCAPA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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