●●● 長く説明するほどわかりにくくなる。大事な話は1分で話す ●●●
時間をかけて一生懸命に説明したはずなのに、相手が分かってくれない。
そんなとき、まず考えるべきことは、「長く話せば話すほど話はわかりにくくなる」という原則である。
だらだらと話が長いだけでは、何を一番言いたいのか、相手が分からなくなる。
言いたいことを確実に伝えたいなら、話はできる限り短くし、長くても「1分で話す」ことを心がけるべきだ。
そのためには、伝えたいことをひとつに絞る。
とは言っても1回の出張で効果的に仕事をするためには複数の事柄を話すことになるが、そういう場合でも「端的に」を心がける。
例えば、何かをお願いする場合。
よくやる悪い例が理由を多く並べ立てることだ。
情報を増やせば伝わりやすいと考えがちだが、逆に情報を増やせば増やすほど「真意」は情報に埋もれてしまい相手には分かりにくくなる。
誰かに負担がかかる用件ほど、ダイレクトに、手短に話すことが重要になる。
●結論を説明の冒頭に置く。「起承転結」は忘れよう
相手に納得させる説明に「起承転結」はいらない。(多分、普段から考えてはいないでしょうけれど。)
話の冒頭に「つかみ(結論)」を置くことは聞く人の気持ちをぐっと引き寄せることだ。
最初に結論を述べ、自分の説明に、相手を「同期」させよう。
●ビジネストークでは「シンプル&スピーディー」が重要。
序論から始めて論拠を固めながらようやく結論に至るという話し方は、講演や発表会ならまだしも、切実に相手を納得させたい場では、相手が飽きる。
「結論」ありきで説明を始め、その結論を導く論拠をすぐに切り出して、結論を固めていくという話し方がベストである。
ただし、この説明の仕方がどんなときでも有効というわけではない。
突然、意見を求められたり、その結論にもうひとつ自信が持てなかったりする場合だ。
そんなときは、無理に結論を最初に押し出してはいけない。
結論に無理があると、論理に矛盾が生じたり、混乱を招いたりするばかりだ。
■■■■■■■■■ 練習 ■■■■■■■■■
次の質疑応答のうち、「答え」の部分を簡潔に述べなさい(30秒以内で言えるぐらいに)。(製薬協作成「治験119」より)
質問
2008-11 治験審査委員会の非専門委員の範囲(その1)
治験審査委員会の委員構成のうち、非専門委員について質問がございます。
1.介護福祉士、ホームヘルパーは非専門委員と考えてよろしいでしょうか。
2.GCP第28条 (治験審査委員会の構成等) 第1項第3号「委員のうち、医学、歯学、薬学その他の医療又は臨床試験に関する専門的知識を有する者以外のもの・・」とありますが、「その他の医療」とはどのようなものを指すのでしょうか。
具体的にご教示いただけると助かります。
福祉はこれに該当しますでしょうか。
答え
GCP第28条第1項第3号には「委員のうち、医学、歯学、薬学その他の医療又は臨床試験に関する専門的知識を有する者以外の者が加えられていること」と規定され、また、GCP第28条第1項ガイダンス1(2)では「少なくとも委員の1人は、医学・歯学・薬学等の自然科学以外の領域に属していること。」とされています。
これらGCP省令及びガイダンスでは、「その他の医療又は臨床試験に関する専門的知識」又は「自然科学」がどのような分野・領域を指しているのかについて具体的な定義はなされておりません。
しかし、医療機関関係者の職種で例をあげますと、看護師、臨床検査技師、歯科衛生士、理学療法士、放射線技師など、医療技術系職に携わる方々を指しているものと考えられます。
ご質問にあります、介護福祉士、ホームヘルパー等の福祉関係者は、医療というよりもむしろ介護の専門家と考えられますので、非専門家に該当すると思われます。
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明日へ続く
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2013年10月05日
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