↓
http://www.jpma.or.jp/information/evaluation/allotment/shouninhinmoku.html
↓
•2012年度 臨床データパッケージにおける外国データの利用状況
↓
http://www.jpma.or.jp/information/evaluation/allotment/pdf/tk10_20130724.pdf
上記の報告書のPDFに20ページ目から「臨床データパッケージに国際共同治験/ブリッジングコンセプトが適用された疾患の調査」があります。
「パーキンソン病」等の同一疾患で「国際共同治験」を実施した治験薬と「ブリッジング」の場合と「国内データ」がメインの場合とに分けて細かく見ています。
おもしろいなぁ、こういう分析。
たとえば、PDFの21ページ目に「パーキンソン病」に対する下記の新薬の3種類がまとめられています。
●プラミペキソール(日本ベーリンガーインゲルハイム(株))
●エンタカポン(ノバルティスファーマ(株))
●ゾニサミド(大日本住友製薬(株))
「Clinical Data Package(CDP)のうちの日本人症例数又は国内試験数の割合」などがありますね。
この3種類の薬の「臨床データパッケージ」に対する考察がPDFの23ページ目にあります。
いや〜〜、これだけのことをよく調べましたよね。
総合機構の下記のページに公開されている「審査報告書」と「申請資料概要」を読み込んだんでしょう。
↓
http://www.info.pmda.go.jp/approvalSrch/PharmacySrchInit?
こういうことは、個人の意欲だけでは難しくって、やっぱり、業界の仕事としてとか、社内の勉強会という仕事の為にとか、というのがないとできません。
さて、製薬協の上記の報告書に戻ると「パーキンソン病」以外にも下記の疾患の3つの薬について分析しています。
●肺動脈性肺高血圧症(PDFの25ページ目から)
●●タダラフィル(日本イーライリリー(株))
●●シルデナフィル(ファイザー(株))
●●ベラプロスト(東レ(株))
●塞栓症(PDFの30ページ目から)
●●ダビガトラン(日本ベーリンガーインゲルハイム(株))
●●リバーロキサバン(バイエル薬品(株))
●双極性障害躁症状(PDFの34ページ目から)
●●アリピプラゾール(大塚製薬(株))
●●オランザピン(日本イーライリリー(株))
●緑内障(PDFの38ページ目から)
●●トラボプロスト/チモロール(日本アルコン(株))
●●ラタノプロスト/チモロールマレイン酸塩(ファイザー(株))
●●タフルプロスト(参天製薬(株))
●2型糖尿病(PDFの43ページ目から)
●●リナグリプチン(日本ベーリンガーインゲルハイム(株))
●●アログリプチン(武田薬品工業(株))
●●テネリグリプチン(田辺三菱製薬(株))
上記の各分野ごとに報告書の中には「本疾患領域の開発の特徴」という分析があるので、それを読むだけでも参考になります。
例えば、「2型糖尿病」における「本疾患領域の開発の特徴」がPDFの46ページ目にあります。
明日へ続く
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