↓
http://www.jpma.or.jp/information/evaluation/allotment/pdf/tf4.pdf
●治験のスピードは改善されつつあります。
●依頼〜IRB の期間を中央値でみると、2週間でほぼ一定
●契約からFPI まで1ヶ月以上を要している
●EDCの利用率は増加傾向にあります。
●データ固定までの期間は「紙のCRF」と「EDC」で差がない。
●国際共同治験ではほとんどが「EDC」。
●治験の費用は10年前から、ほとんど変化がありません。(増加傾向にあるかと思いきや・・・・・)
●セントラルIRBを利用している施設数は増加傾向にあります。
●実施率及び治験の質(有効性解析対象採用率)は特に継時的変化はない
●国際共同治験は2009年をピークに、その後、減っています。
●全体の平均は1症例あたり126万円
●モニター1人あたりの担当施設数は3、4施設
●実施率及び治験の質(有効性解析対象採用率)は特に継時的変化はない
●治験を実施している医療機関は10年前に比べると圧倒的に「診療所」が増えている
今回の製薬協の報告書の特徴は何と言っても10年前から蓄積していたアンケートデータを利用できたことでした。
僕の感覚では治験のスピードは10年前から変化が無いように感じていたのですが、こうしてデータを見せられると、納得します。
ところで、治験のスピードは速くなっているし、PMDAの審査業務も速くなっていると、「ドラッグ・ラグ」はどこで発生しているのでしょうか?
そうです!
「開発着手ラグ」だけですね。
国内の内資系製薬会社が自社で開発した治験薬のフェーズ1をアメリカでやるぐらいですから。
以上
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