●治験ネットワークのさらなる飛躍
今日は治験ネットワークフォーラムより
↓
http://www.jmacct.med.or.jp/about/h24/act_5thNWF2012.html
いやいや〜〜すごい!!
治験のネットワークの活動はかなり進んでいますよ。
まずは本体の日本医師会 治験促進センターの紹介です。
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http://www.jmacct.med.or.jp/about/h24/files/5thNWF_k01.pdf
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★★★★治験促進センターの取り組みについて−円滑な治験NWの運営を目指して−★★★★
●治験実施医療機関情報データベース
治験促進センターが管理する大規模治験ネットワークで登録された医療機関情報のデータベース
登録状況・・・300施設(入力中を含む)
●治験実施医療機関情報データベースに登録することの「医療機関」のメリット・・・情報を登録・公開
治験依頼者へのアピールの1つになる(最新の情報を適宜発信することが可能)
● 治験依頼者による施設選定調査の回答は公開情報以外のみでよい
●治験促進センターWebサイトで情報を公開
●医療機関Webサイトでも情報公開できる
(各医療機関毎の情報公開用URLの発行)
●治験実施医療機関情報データベースに登録することの「治験依頼者」のメリット・・・情報の閲覧
●医療機関情報を容易に閲覧、検索できる
●事前確認や対象施設の絞込みができる
●施設選定前に利用できる情報が充実する
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実際にどの程度、このデータベースが活用されているのでしょうか?
ここに実績が載っていますね。
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http://www.jmacct.med.or.jp/research/results.html
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企業治験調査(紹介)の実績
調査実績のある企業数
30社(2013年1月現在)
※秘密保持契約を締結後、大規模治験ネットワークに対し、1回以上調査を実施した企業(治験依頼者及びCRO)
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う〜〜〜ん、もっと活用されていいと思います。
きっとこれから伸びていくことでしょう。
そのためにはどんな情報が治験依頼者が欲しいか、ですね。
ちなみに「臨床試験のためのeTrainingCenter」についても上記のPDFで紹介されていますが、もちろん、僕も登録して少しやっています(ホーライの名前で登録しています。まだ丁稚奉公クラスですが^^;)
次の資料を見てみましょう。
各地の治験ネットワークの概略です。
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http://www.jmacct.med.or.jp/about/h24/files/5thNWF_k02.pdf
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★★★★治験ネットワークに関する調査−集計結果の報告−★★★★
治験ネットワークとしての治験受託実績(過去1年間)
●その前年から治験が継続しているプロトコル数: 0〜68
●上記プロトコル数で治験を実施した延べ医療機関数: 0〜198
●過去一年間に新規で契約したプロトコル数: 0〜48
●上記プロトコル数で治験を実施した延べ医療機関数: 0〜277
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回答数 n=24なのでかなり頑張っている。
でももっと活用していい。
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★★★★治験ネットワークとして行っている業務★★★★
ベスト5(多い順)
●登録医療機関への案件紹介
●治験依頼者への広報活動
●登録医療機関対象の一般的な治験に関する勉強会の開催
●登録医療機関の症例進捗管理
●IRB事務局の運営
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「登録医療機関への案件紹介」が一番、というのは理想だね。
これこそ治験ネットワークの強みだから。
ただ、これからは以下のことが増えて欲しい。
●医療機関情報のデータベース化(患者数)
●治験スタートアップミーティング等の主催
●患者紹介システム
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★★★★治験ネットワークとして、今後新たに取り組もうと考えている活動★★★★
● 医師へのインセンティブ
● リモートSDV
●契約書の一本化
●費用の統一化(出来高制)
●IRB資料の電子化
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治験依頼者サイドで言わせて頂くと「リモートSDV」が進むと嬉しいです。
「医師へのインセンティブ」は永遠のテーマかも。
僕が思うに「超画期的な新薬の開発に係わることができた」というのが一番のインセンティブになるのでは?(理想論ですが。)
あとは「妥当な金銭的な提供」とか「地位向上」とか「治験認定医」の授与とか。
でも、こういうのって何がモチベーションに繋がるかというのは人によってそれぞれなので、本当に難しい。
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治験ネットワーク活動をする上で、
• 悩んでいること
• 他の治験ネットワークに聞いてみたいこと
• 治験依頼者に聞きたいことや要望
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●資金・人員の確保の方法
●治験NWの施設間の連携方法
●治験依頼者が求める治験NWとは?
●治験依頼者へのアピールの方法
● 医師へのインセンティブの方法
●患者紹介システムの構築方法
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ここで僕たちが一番考えないといけないのは「治験依頼者が求める治験NWとは?」ですね。
治験依頼者もどんどん希望を出していけばいいと思います(可能かどうかは別として)。
治験依頼者に対するアンケート結果も載っています。
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●治験ネットワークを利用して施設選定をした実績
・ある・・・44%
・ない・・・56%
●利用したきっかけ、目的
・施設選定を効率的に行いたかった
・症例数が不足していた
・特殊な疾患領域であった
・治験ネットワークから広報活動があった
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治験ネットワークの利用者が80%を超えると「存在感」を感じると思います。
多分、60%を超えるあたりから「え?よそではそんなに使っているの? じゃ、うちも」となり始めると思います。
引き続き治験依頼者に対するアンケート結果
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●利用してよかったこと(多い順)
・効率的
・情報
・協力的
・費用
●利用してよくなかったこと(多い順)
・情報
・非効率
・症例数が少ない
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このあたり、まだ意見が様々ですね。
歴史が浅いし、使用者が少ないからでしょう。
「非効率」は皆無にしてほしいところです。
さらに治験依頼者に対するアンケート結果
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★★★★治験NWの利用を判断する際の重要度★★★★
ここで注目すべきは「あると望ましいもの」です。
多い順
・患者紹介システム
・複数の登録医療機関のSDVが一か所で実施可能(リモートSDV)
・交通の便の良さ
・治験NW主催でスタートアップミーティング開催
・治験NW事務局による登録医療機関の症例進捗管理
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やっぱり治験依頼者にとって最も重視するのは「患者紹介システム」つまり「症例集積」つまり「登録促進」つまり「スピード」です。
・・・といろいろあります。
その他の治験ネットワークの資料も参考になるので是非、ご覧ください。
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今日は治験ネットワークフォーラムより
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http://www.jmacct.med.or.jp/about/h24/act_5thNWF2012.html
●最新の医療ニュースのまとめ
http://medical-news.seesaa.net/
●iPS細胞と再生医療ニュースのまとめ
http://horai-science.seesaa.net/
●治験と臨床試験のニュースのまとめ
http://chiken-adventure.seesaa.net/
●製薬会社のニュースのまとめ
http://horai-biz.seesaa.net/
●最新の科学のニュースのまとめ
http://horai-sciencenews.seesaa.net/
●ホーライ製薬は下記
http://horaiseiyaku.seesaa.net/
●医薬品ができるまで」は下記
http://chiken-imod.seesaa.net/
●GCPの解説(ワンポイントアドバイス)ブログ版
http://gcp-explain.seesaa.net/
●GCPの解説(ワンポイントアドバイス)サイト版
https://sites.google.com/site/gcpnokaisetsu/
●GCPの問題集(ブログ版)
http://horai-gcp-test.seesaa.net/
●GCPの問題集(サイト版)
https://sites.google.com/site/monitorcrcgcpmondai/
●基礎医学知識・薬学知識・カルテ用語の問題集(ブログ版)
http://cra-hilevel.seesaa.net/
●治験の略語集、治験に使われる言葉の解説(サイト版)
https://sites.google.com/site/chikenryakugo/
●お勧めのビジネス書(ランキングあり)
https://sites.google.com/site/osusumebzbook2/