2012年12月28日

治験参加者をどう集める?

デーモン「キャサリン、で、半年で、どうやって患者を集める?」

キャサリン「患者の近くの病院をすぐに治験実施病院に選定するつもり。」

デーモン「ん?どういうこと?」

キャサリン「私の担当しているプロジェクトの疾患は全国に5000人。その人たちが全て、今、治験をやっている病院の近くに住んでいるわけじゃないのよ。」

デーモン「そりゃそうだよな。」

キャサリン「で、その患者さんたちが通院できそうな病院を聞いて、その病院で治験を実施できる体制を作る。」

デーモン「どうやって、通院できそうな病院を聞くの?」

キャサリン「今度、ジェイに、その病気を解説しているサイトを作ってもらうの。で、そのサイトに「治験を実施している病院を知りたい方は、こちらにメールを送ってください」と書くわけ。」

デーモン「なるほど。」

キャサリン「で、各病院のIRBの承認が取られしだい、その施設名をサイトで紹介するし、もし、近くに治験をやる場所が無いなら、その患者さんが通院できそうで、なおかつ、治験が実施できそうな病院へ行ってSMOを紹介する。SOPも他の病院のSOPをひな形にして、その病院に合ったSOPを作る。」

デーモン「誰が、SOPを作るの?」

キャサリン「それを私とあなたとでやりたいの。」

デーモン「・・・・まぁ、そんなところだと思ったよ。」

キャサリン「ありがとう、デーモン。いつも、あなたを頼ってばかりいて。」

デーモン「ま、お互い様さ。とにかく、全国にいる患者さんを広く、浅く、集めようってわけだ。」

キャサリン「そう。「アマゾン」がやっているような「ロングテール作戦」ね。」

デーモン「あとは、モニターの出張回数を減らすことだけど?」

キャサリン「今回はSDVは、CRFの中の有効性と安全性のキーとなるポイントに絞ってやる。それとメールと電話でCRCと医師にCRFの記載内容を確認してもらう予定。」

デーモン「半年で終了する勝算はどれくらいだと思っている?」

キャサリン「まぁ、正直言って、30%ね。」

デーモン「じゃ、挑戦しがいがあるってわけか。」

キャサリン「そう。さ、やるわよ。」





これで、この物語は終わりです。

この続きは「あなた」の頭の中で想像(創造)してみてください。



今年は今日でホーライ製薬は終わりです。

来年は1月7日からの予定です。


では、みなさん、よいお年を!!





posted by ホーライ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 新薬の開発という仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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