ジェイ「いいえ。いいですよ。」
キャサリン「いつも、あなたは社内のITソリューションがお願いされていて忙しいでしょ?」
ジェイ「まぁまぁです。」
キャサリン「ところで、あなた「Nゲージ」のホームページを持っているでしょ?」
ジェイ「ええ。よく御存じですね。」
キャサリン「人気のサイトなんだってね。 100万アクセスもしているんですってね。」
ジェイ「まぁ。」
キャサリン「それでね、お願いがあるの。」
ジェイ「何ですか?」
キャサリン「私が担当しているABCという難病のサイトを作って欲しいの。」
ジェイ「え?病気のサイトですか?」
キャサリン「そう。ここに、その病気のことが解説されている本があるから、これを読んで、できるだけ詳しい解説サイトを作って、それをうちのホームページのサーバーにアップして。」
ジェイ「いいんすか?勝手に、うちのサーバーにアップして。」
キャサリン「それは私が責任を取る。とにかく、その病気の解説のサイトに「治療方法」のキーワードをたくさん、ちりばめて、アクセス数を増やしてほしいの。あなたのこれまでの知識と経験を活かしね。」
ジェイ「なんとかやってみます。」
キャサリン「それで、ジェイ、あなた、いろんなSNSにアカウントを持っている?」
ジェイ「はい、ミクシィとかツイッターとか、フェイスブックとか、グーグルプラス、LinkedInとか、まぁ、その他、諸々。」
キャサリン「じゃ、そのネットワークを使って、その病気のサイトを紹介して。」
ジェイ「ええ。」
キャサリン「で、最後に、その病気のサイトに「近いうちに、このサイトで治験を実施している病院を紹介する」って、書いておいて。」
ジェイ「分かりました。で、いつまでにそのサイトを作ればいいんですか?」
キャサリン「できたら、1週間で。」
ジェイ「ええ!無理です。」
キャサリン「私も医学的な知識とかで応援するから、大丈夫よ。」
ジェイ「はぁ。」
キャサリン「ね、今度、あなたの作った本物の「Nゲージ」のジオラマを見せて。素晴らしいんだって?」
ジェイ「まぁまぁですね。」
キャサリン「あなた、凝り性だものね。」
(続く)