今日のテーマに入る前に、2つのご連絡。
総合機構のサイトに次の資料が公表されました。
是非、お読みください。東京と大阪で総合機構が実施した「GCP研修会」で使用したパワーポイントです。
こういう資料はどんどん公表して欲しいですよね。
↓
●平成24年度GCP研修会資料
↓
http://www.pmda.go.jp/operations/shonin/outline/shinrai/kenshushiryo.html#gcp
もう1つ。パブリックコメントが求められています。
「データモニタリング委員会に関するガイドライン(案)」に関する意見の募集について
↓
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495120272
ふ〜〜〜ん、こんなガイドラインが出るんだ、という感じです。
・・・・と言うことで、今日は「臨床研究・治験の活性化2012」と「医療イノベーション5か年戦略」です。
「臨床研究・治験活性化5か年計画2012 アクションプラン」(平成24年10月15日 文部科学省・厚生労働省)が今年の10月15日に正式に発表されました。
その通知は日本医師会の治験促進センターのサイトにあります。
↓
http://www.jmacct.med.or.jp/plan/projects.html
厚生労働省の「治験」ホームページにもあります。
↓
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/chiken/
この「アクションプラン」の画期的な点は「誰が」「いつまでに」「どうするか」というのが明確になっている点ですね。
さらに「短期的に目指すこと」と「中・長期的に目指すこと」というふうに分けた点です。(現実的な目標の立て方です。)
でも、本当に「画期的」になるには、この「アクションプラン」が「達成」された時です。
ちなみに、「治験」から「臨床研究」に重心が移ってきたことも特徴ですね。
ついでのちなみに、「臨床研究の今後のあり方」というレポートがあります。
面白いですよ。
↓
http://homepage3.nifty.com/cont/40_1/p43-51.pdf
今年の話題として「医療イノベーション5か年戦略」というのもあります。
↓
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/iryou/5senryaku/index.html
今年の6月6日に策定されています。
併せて「創薬支援ネットワーク協議会」というものが設置されました。
↓
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/iryou/5senryaku/siryou03.pdf
こう考えてみると、国をあげて「日本発の画期的な新薬を作るぞ!」とか「EBMを確実にしよう!」とか「勢い」を感じます。
この「勢い」が「竜頭蛇尾」「大山鳴動してネズミ一匹」にならないことを祈ります。
いやいや、祈るだけじゃなく、来年以降も私たちで盛り上げていきましょう!
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