2012年12月04日

「臨床研究・治験の活性化2012」と「医療イノベーション5か年戦略」

今週は「2012年を振り返る」です。

今日のテーマに入る前に、2つのご連絡。

総合機構のサイトに次の資料が公表されました。

是非、お読みください。東京と大阪で総合機構が実施した「GCP研修会」で使用したパワーポイントです。

こういう資料はどんどん公表して欲しいですよね。
  ↓
●平成24年度GCP研修会資料
  ↓
http://www.pmda.go.jp/operations/shonin/outline/shinrai/kenshushiryo.html#gcp


もう1つ。パブリックコメントが求められています。

「データモニタリング委員会に関するガイドライン(案)」に関する意見の募集について
  ↓
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495120272


ふ〜〜〜ん、こんなガイドラインが出るんだ、という感じです。


・・・・と言うことで、今日は「臨床研究・治験の活性化2012」と「医療イノベーション5か年戦略」です。


「臨床研究・治験活性化5か年計画2012 アクションプラン」(平成24年10月15日 文部科学省・厚生労働省)が今年の10月15日に正式に発表されました。

その通知は日本医師会の治験促進センターのサイトにあります。
   ↓
http://www.jmacct.med.or.jp/plan/projects.html

厚生労働省の「治験」ホームページにもあります。
   ↓
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/chiken/



この「アクションプラン」の画期的な点は「誰が」「いつまでに」「どうするか」というのが明確になっている点ですね。

さらに「短期的に目指すこと」と「中・長期的に目指すこと」というふうに分けた点です。(現実的な目標の立て方です。)

でも、本当に「画期的」になるには、この「アクションプラン」が「達成」された時です。

ちなみに、「治験」から「臨床研究」に重心が移ってきたことも特徴ですね。

ついでのちなみに、「臨床研究の今後のあり方」というレポートがあります。

面白いですよ。
 ↓
http://homepage3.nifty.com/cont/40_1/p43-51.pdf



今年の話題として「医療イノベーション5か年戦略」というのもあります。
    ↓
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/iryou/5senryaku/index.html

今年の6月6日に策定されています。

併せて「創薬支援ネットワーク協議会」というものが設置されました。
   ↓
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/iryou/5senryaku/siryou03.pdf


こう考えてみると、国をあげて「日本発の画期的な新薬を作るぞ!」とか「EBMを確実にしよう!」とか「勢い」を感じます。

この「勢い」が「竜頭蛇尾」「大山鳴動してネズミ一匹」にならないことを祈ります。

いやいや、祈るだけじゃなく、来年以降も私たちで盛り上げていきましょう!





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posted by ホーライ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 治験の活性化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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