2011年11月04日

困った部下をいかに戦力化するか?●サーバントリーダーとは

ゆ「今週は部下の指導に関して話しているけれど、こんなに上司は部下のことに気を使わないといけないのかしら?」

薬作り職人「う〜〜ん、あのさ、『サーバントリーダー』という考え方があるんだ。」

ゆ「なに?そのサーバントリーダーって。」

薬作り職人「サーバントリーダーとは職場やプロジェクトのメンバーを支援して、目標達成に導く、奉仕型のリーダーシップのこと。」

ゆ「奉仕するの?誰に?」

薬作り職人「部下やチームメンバーに奉仕する。」

ゆ「へ〜〜。そういう考えを聞くの初めてだ。」




薬作り職人「ビジョンを提示したうえで、コミュニケーションや信頼関係の構築を重視するタイプのリーダシップだ。」

ゆ「そういう言い方をされると、理解しやすい。」

薬作り職人「強いリーダーシップというと、自ら先頭に立って事業をけん引したり、部下への指示命令を徹底させたりするリーダー像が思い浮かぶよね。」

ゆ「そうね。一般的には、そういうリーダーを思い浮かべるわ。」

薬作り職人「でも、そうなると、部下の自主性を阻害して、継続的に成長させられない弊害を生むこともあるよね。」

ゆ「なるほど。」

薬作り職人「これとは逆に、リーダーが組織のメンバーを支援することによって、組織の潜在的な力を発揮させるのが「サーバント(奉仕する)リーダーシップ」ということなの。」

ゆ「うんうん。」

薬作り職人「サーバントリーダーには、「傾聴」「共感」「概念化」「気づき」「成長へのコミット」「コミュニティーづくり」など10の属性が必要とされている。」

ゆ「なるほどね。それはうなずけるわ。」




薬作り職人「組織のメンバー一人ひとりが優れた知見や経験を持っていても、リーダーが引き出す努力をせず、自分のやり方や成功体験を押し付けていては組織としての成果は最大化できない。」

ゆ「そういうこともあるね。」

薬作り職人「メンバーの話をよく聞き、視点を変えて新しい気づきを促して成長を支援するわけ。コーチングやファシリテーションを活用して、上司が部下の力を引き出す取り組みもサーバントリーダーシップに包含される。」

ゆ「リーダーって大変!」

薬作り職人「それだけやりがいがあるとも言える。」

ゆ「向き、不向き、もあるけれどね。」

薬作り職人「頑張れ!リーダー!!」



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posted by ホーライ at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 人材育成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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