港野陽子「そんなときはさ、せっかくだから風光明媚なところでやろうよ。」(あれ?マイアミでやるんじゃなかったけ? by ホーライ)
みかん「今回の研修は2日やります。初日はモニターを対象にしたトレーニングで次の日は治験責任医師とCRCのためのプロトコル研修ね。」
ゆーり「さらに治験が施設で実際に始まる時に、もう一度、その治験実施病院の治験責任医師や治験分担医師、CRCを集めてトレーニングします。」
トトロ「その時の出席者は必ず署名をもらっておいて(これが意外と大事だ)。参加できなかった医師やスタッフにはあとでフォローします。」
まひな 「CRFは全て英語で記載してもらって。もちろんコメントもね。」
ヨ−イチ「コメントも英語なの?」
フラワー 「もちろん。でも安心して。CRFに医師がコメントを記載する場所はほんの少しだから。いちいち有害事象が治験薬と関連しない場合のコメントなんて書かせないから。」
まきろん「今回、治験薬の割り付けは電話で自動的にやるので、その点も治験責任医師・治験分担医師に徹底させてね。これまた英語での案内で電話登録するから。これが意外と問題の原因になるから、その点、十分注意するよう治験責任医師・治験分担医師に伝えておいて。」
Atsu-4「英語で思いついたけれどさ、国際共同治験を担当するモニターには、どの程度の英語力が必要だと思う?」
百年の孤独「治験の現場ではさっきも言ったけれど、医師が作成したCRFの英語の妥当性を判断できるレベルで、医学英語はSDVを速やかにやれる程度の英語力。」
かぐや姫「各国から集まったモニターへのトレーニングも英語でやるから、それを理解できる程度。」
カルシファー「ついでに、クエリーも英語だからね。」
博多小町「これからは、どんな会社にいても英語は必須だから、今から鍛えておいたほうがいい。目安としてTOEICで800点以上だ。」
さくら「その点、韓国は徹底しているよね。」
小桑院「英語に限らずコミュニケーション力も普段以上に重要。」
バカボン「意志疎通という意味では異文化社会に対する理解も。」
有馬街道「こんなこと、日本の治験じゃやらないよ!なんって言わないの。」
べのした「クエリーを出すにしても、なぜ、このようなクエリーを出すのか、という情報も一緒に提供しよう。」
捨て猫「そうだね。いいか悪いかは別にして、どういうスタンスで治験を進めるのかということを各国に伝えておかないと、現場のメンバーはストレスが倍増だ。」
りんご姫「人が仕事をする時には、なぜ、その仕事をするのか、という視点がないとモチベーションもがた落ちするからね。」
モニ太郎「日本ではあまりやらないことでも、それが国際共同治験に必要ならば、それを受け入れるオープンマインドも必須。」
パチョレック池上「重要なのは各国の相互理解だ。」
【ポイント】
●問題解決力
●決断力
●行動力
●英語の問題
●コミュニケーションの問題
●国際共同治験に関する医師の協力をとりつけるための説得力
●オープンマインド
チビ姫「それでなくてもチームワークが大事だけれど、国際共同治験ではなお、いっそうチームワークがキーになる。」
なつきさんのお嬢さん「それは質的にもスピード的にもだね。」
りら「治験に限らずプロジェクトを推進していくのは、しょせん、人間なのだ。その人間の集合体としてのチームが十分に組織力を発揮しないと新薬の世界同時開発なんてできない。」
通りすがりのお方「プロジェクトは動いている時も大事だけれど、終わってからもプロジェクトチームの重要な仕事が残っている。次のプロジェクトのための振り返り。」
おかめ「そうだね。せっかく新薬の世界同時開発という一大プロジェクトに参加したんだから、その経験を社内で共有したほが絶対にいい。」
アーリータイムズ「改善点や良かった点をプロジェクトチームで検討し、それを文書化したり、組織に落としたりすると貴重な経験が組織で活かされる。」
デーモン部長「そうそう。『打ち上げ』もね。」
★★★>>>来週へ続く
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