2010年09月18日

■「組織力」をあげる

(参考図書:「組織力を高める」古田 興司 (著), 平井 孝志 (著) 東洋経済新聞社)
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■■ なぜ、組織力が必要なのか

徳大寺道子「どうして、わざわざ組織力が必要だと言うわけ?」

ガンバスター「私たちが新薬を開発するためには、組織の力が必要でしょ?」

むっちー「会社という組織であったり、依頼者と実施医療機関、治験責任医師等という組織とか。」

いっちー「一日でも早く薬を患者に届けるためには、企業や官民の枠を超えて、組織の力を最強にしないといけないしね。」

ぶりぶりお「ひとりではできないことでも、組織力があれば、やれないこともない。」

しゅうわ「組織力があってこそ、初めてできることもある。」

ぺんぺん「たとえば、新薬を10年で開発するとかね。」



■■ 組織力って何?


mippo_u「ところで、順番は逆になるけれど、その組織力って、どんなの?」

みっちーK「ここで言う組織力というのは『業務遂行能力』と『戦略能力』のふたつのことです。」


●業務遂行能力=業務や物事を着実に実行していく力

⇒ 現場に染み付いたDNAそのものであり、どうしてもアウトソージングできないもの。

⇒ 結果を出すうえで必要となる卓越した現場の実践力。

⇒ 現場の実践力は、それぞれの組織によってやり方も文化も異なり、その差が企業の優劣となって大きな差をもたらすことになる。



● 戦略能力=外部環境の変化に適応していく力(組織の適応力)

⇒  戦略=資源(ひと、もの、かね)配分とその運用の方針

⇒ 限られた資源を有効活用するためには、その配分の仕方と使い方が、外部環境、顧客の目から見て理にかなったものでなくてはならない

⇒ 策定された戦略は顧客の視点で再度評価されるべきものである



かずさ2号「そもそも、組織によって同じような戦略が設定され、同じようなオペレーションのやり方をしていても、組織によって業績に大きな差が出てしまうことがある。」

さら「うん、それはやはり、組織の力、すなわち「組織力」に差があるからじゃないのかな。」




●●● 考えてみよう ●●●

・ なぜ「組織力」の差が生まれるのか

・ どのようにしたら「組織力」を高めることができるのか

・ その中で、ビジネスパーソンとしての資質をどう高め、どう発揮していくのか






■■ 【強い組織と弱い組織の分かれ目】


フロリス「それじゃさ、強い組織と弱い組織の違いはどこから生まれてくるの?」

黒丸「組織は人の集まりだからさ。「遂行能力」も「戦略能力」も結局のところ、その担い手は、その組織に属する人に他ならないだ。」


ちゃちゃ「つまり、『遂行能力』と『戦略能力』、その掛け算である「組織力」を左右するのも、最終的にはやはり人なのよ。」


ヨネヤマ「組織力」の差は、その組織に属する一人ひとりの小さな行動様式の違いから生まれる。全体にとっては小さく見える個々人のレベルでの差異が組織全体で積みあがっていくことにより、根本的な「組織力」の差となって現れてくる。」

ハレ〜「優れた人が組織内に存在し、彼ら/彼女らがお互いに連携をとりながら組織をリードしていけるかどうかが「組織力」の分かれ目となってしまう。」


BECK「繰り返すけれど、結局、最後は 人(ひと)  なんだ。」

ぽちりん「でも、その『ひと』の力を十分に引き出せるかどうかは、組織の文化や仕組みや考え方によるんじゃないのかな。」

MT「その組織の中でも、とても重要な役割を演じるのが『リーダー』だ。」

カッコ亀井「どうして?」

ぷか「メンバーの力を最も引き出せる立場にいるのがリーダーよ。」

JOYママ「リーダーに求められるものは「やり遂げること」と「人を育てること」です。」

十条「そのためになにより注意しなければならないのは、自分自身が成長し、魅力あるリーダーであり続けることが大事だ。」


オチケン「魅力倍増のためには、自分磨きだね。」



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posted by ホーライ at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 組織の活性化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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