2013年06月29日

目標の達成率が10倍アップする「3つの原則」

今週は「あなたの目標を必ず達成する方法」です。


■目標の達成率が10倍アップする「3つの原則」

目標を達成させる上で、執念や根性といったメンタル的な部分を強く持っているかどうかは重要なポイントとなります。

ただ、それだけで十分かと言われれば、そうとは言い切れないのも事実です。

なぜなら、そもそもの目標設定のやり方を間違えてしまえば、メンタル的な部分だけが空回りするだけで、到底目指すべきゴールにたどり着くことはできないからです


●目標には必ず「3つのポイント」を明記する(原則1:明確性)

目標に明確性を持たせるには、以下の3つがポイントとして挙げられます。

(1)真意を明確にする

(2)期限と数値

(3)達成イメージ



●●●(1)真意を明確にする

簡単に言うと「本心から達成したい、と思っているのか自分の心に聞いてみる」、ということです。

あわよくば達成したい、という程度ではいけません。



●●●(2)「期限」と「数値」を明確にする

真意の次は「いつまでに=期限」「どれくらい=数値」といった2つの指針を明らかにしていきます。

なぜ、「期限」と「数値」を決定する必要があるのか。

実は、目標達成に向けた「行動」が大きく関わってきます。

どんなに立派な目標を立てても、具体的な行動を起こさなければ、無意味です。

人は「いつまでに」「どのくらい」といった明確な指針がないと行動を起こそうにも起こせません。



●●●(3)「達成イメージ」を明確にする

「イメージ」を持つことは私たちに絶大な影響力をもたらせます。

ただし、このイメージの力を有効活用するためには、人間の脳が持つ「特性」をしっかりと押さえておく必要があります。

脳の特性 ⇒脳は複数のイメージを、同時に、強く思い浮かべることができない。

(1)目標は1つに絞る。もしくは優先順位をつける

(2) 二段構えの目標設定は避ける

ポイントはセレクトした目標の達成イメージに、特化すること!

複数ある場合は、優先順位に従って、上から1個ずつ達成させることを目指しましょう。

優先順位をつけず、どの目標も中途半端に手を出して、全て未達成に終わってしまうパターンは、くれぐれも避けましょう。


*二段構えの目標とは、たとえば「今期、CRF回収300例!最低でも200例を目指す!」というようなもの。

最終目標の「300例」は、何が何でも達成したい目標ではなく、達成できればうれしい、というレベルなわけです。

当然、300例回収を達成したイメージも明確にはなっていないため、実現に向けた具体的な行動も起こさないでしょう。

このように、「二段構えの目標」は、本当に達成したい目標の「達成イメージ」があやふやになる恐れがあります。

「妥協」につながる目標設定は避けましょう。

◎ 自分が本当に達成したい目標はどちらなのか、をまず考える

◎ 最も達成したい目標1本に絞る



ただし、こういう考えはある

⇒「ノルマ100例」に対して、自分は130例を目指す、と考え「今期130例のCRF回収」を目標にする。

このようにノルマよりも少しだけ背伸びした目標を「ストレッチな目標」という。


最低限の目標ではなく、ストレッチな目標にすれば、ノルマはクリアできる。

⇒ 事例:年内の登録症例数は最低(ノルマとして)10例のところ、自分の目標は最低(ストレッチして)15例とする。

このようにストレッチな目標を設定すると、上司から与えられた目標を「通過点」として考えるので、クリアしやすくなります。


明日へ続く





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2013年06月28日

治験は活性化しているか? 新薬の開発は進んでいるか?

今週は下記のことを見てきました。

●「治験届の改訂」
    ↓
https://sites.google.com/site/zhiyanniguansurutongzhiji/zhi-yan-jie-guan-xi
    ↓
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

4.治験の実施状況等の登録について

治験の実施状況等を第三者に明らかにし、治験の活性化に資するため、治験計画届を届け出た場合には、国内の治験情報登録センター(Japic-CTI、日本医師会臨床試験登録システム等)に当該治験に係る情報(疾患名・実施医療機関・実施状況等)について登録することが望ましい。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■




●「創薬ナビ」
   ↓
http://www.nibio.go.jp/iD3/youryou.pdf
   ↓
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

創薬支援の一環として、創薬に関する経験豊富なコーディネーターが創薬研究に取り組むアカデミア研究者等からの創薬に関する様々な相談に応じ、我が国の創薬シーズの実用化を強力に後押しするための相談事業(創薬ナビ)を平成25年6月18日から開始することと致しました。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



●Small Clinical Trialsによる薬効評価の考え方
  ↓
http://www.jpma.or.jp/about/board/evaluation/allotment/trials.html



●日本医師会治験促進センターの「治験推進研究事業の実績」
  ↓
http://www.jmacct.med.or.jp/clinical-trial/results.html


いかがでしたか?

この業界の人たちがいろんな所で、それぞれの持ち場で活発に治験や創薬に真剣に取り組んでいます。

すぐに答えが出ないのが新薬開発の世界。

でも、着実に進んでいます。(と信じたい。)


今も、ベッドで新薬を待っている人がいる。

僕も力になりたい。


以上


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2013年06月27日

治験推進研究事業の実績

今日は日本医師会治験促進センターの「治験推進研究事業の実績」を見てみましょう。
  ↓
http://www.jmacct.med.or.jp/clinical-trial/results.html

最近(平成25年6月14日)に承認されたものもありますね。
  ↓
http://www.jmacct.med.or.jp/clinical-trial/files/130614.pdf

「タクロリムス(プログラフカプセル)に対して「多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間質性肺炎での国内追加適応取得」とのことですね。
  ↓
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

「多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間質性肺炎」は、厚生労働省の「特定疾患治療研究」の対象になっている難病の一つであり、患者数が1万人前後と推定される希少疾病です。

本患者を対象としたタクロリムスの臨床試験は、厚生労働科学研究費補助金による治験推進研究事業の一環として採択された医師主導治験として2007年8月から実施され、この試験結果に基づき2012年9月に承認申請を行いました。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


医師主導治験で承認を取得したものですね。


「治験推進研究事業での医師主導治験進捗状況」も下記にあります。
  ↓
http://www.jmacct.med.or.jp/clinical-trial/files/progress_130408.pdf

現状は「厳しい」というところでしょうか。それとも「善戦している」というとこかな。


もっと、医師主導治験も活発化するといいです。


明日へ続く。



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2013年06月26日

Small Clinical Trialsによる薬効評価の考え方

今日は製薬協の「Small Clinical Trialsによる薬効評価の考え方」を見ていきます。

と言っても、私も何も分からないのですが^^;

●Small Clinical Trialsによる薬効評価の考え方
  ↓
http://www.jpma.or.jp/about/board/evaluation/allotment/trials.html


そもそも、「Small Clinical Trials」とは何か?

上記の資料にはこう記載されています。
  ↓
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

被験者の組み入れが極めて困難な状況におい仮説対する回答を与えようと試験を本報告書では, Small Clinical Trial Small Clinical Trial (以下, SCT; 複数の試験を指す場合は SCTs)と呼ぶ.

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


日本語にはなっていないみたいですね。

Small Clinical Trialsとはウルトラオーファンのように患者が極端に少ない、というような治験を指しているようです。

世界で50症例とか、です。

また、そういう患者が少ない例だけではなく、患者はいるけれど、登録が難しい場合(小児の治験等)も指しているようです。


さて、そういう被験者の登録数が極端に少ない場合に、適切に薬効評価する方法があるのか? というのがこの報告書の前半の結論です。

結論は・・・・・・・

「効果的で革新的な方法の進展は見られない」ということ。(これ、間違っていないよね?)PDFの3頁目。

そして、この報告書をまとめたタスクフォースからの提言がPDFの4頁目に3つ、記載されています。

このあたり、ちょっと(というか、相当)難しいけれど、それでもなんだが、面白そう!と思う。不謹慎かもしれないけれど。

提言の中にチラッと出ている「新医薬品承認審査実務に関わる審査員のための留意事項」というのがありますが、オリジナルは下記にあります。
  ↓
http://www.pmda.go.jp/topics/h200417kohyo.html
  ↓
http://www.pmda.go.jp/topics/file/h200417kohyo.pdf

「へぇ〜〜!」ですね。6ページしかないので、必ず、全てに目を通しましょう。



さて、「Small Clinical Trials」に戻ります。

PDFの5頁目から、米国、欧州、日本におけるSCTsによる薬効評価に関連するガイドライン等を紹介しています。

とても、興味深いですよ。

日本でも、PMDA(総合機構)はそれなりに考慮する、ということらしいです。

PDFの9ページ目からは統計の専門用語がバンバン出てきますので、お近くの解析担当者の方に解説してもらいましょう。


さて、実は「Small Clinical Trials」を紹介している製薬協のページに素晴らしい「おまけ」(Appendix1_事例集)があります。
   ↓
http://www.jpma.or.jp/about/board/evaluation/allotment/trials.html
   ↓
http://www.jpma.or.jp/about/board/evaluation/allotment/pdf/trials_02.pdf


これがまた、実に興味深い。

気になる医薬品があったら、ちょっと、読んでみましょう。

へぇ〜〜!の3乗です。


その他にも下記の報告書がありますので、是非、統計の方を講師に招いて、社内で勉強をしてみましょう。
  ↓
●ベネフィット・リスク評価 中級編 多基準決定分析への招待
  ↓
http://www.jpma.or.jp/about/board/evaluation/allotment/benefitrisk_mid.html

●「ベネフィット・リスク評価 入門(2013年3月版)」
  ↓
http://www.jpma.or.jp/about/board/evaluation/allotment/benefitrisk.html


明日へ続く。



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2013年06月25日

「創薬ナビ」を見る

今日は「医薬基盤研究所」の新しい「創薬ナビ」を見てましょう。
  ↓
「創薬ナビの実施について」
  ↓
http://www.nibio.go.jp/news/2013/06/000679.html

「医薬基盤研究所」が本部機能を担い「理化学研究所」と「産業技術総合研究所」等が連携して「創薬支援ネットワーク」を作っているということですね。

それで、「創薬に関する経験豊富なコーディネーター」が「相談」にのる、というものです。


具体的には・・・・・・
  ↓
http://www.nibio.go.jp/iD3/

「創薬支援戦略室のミッション」として、下記をあげています。

  ↓
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

創薬支援戦略室は「創薬支援ネットワーク」の本部機能を担います。

具体的なミッションとしては、創薬支援ネットワークが支援対象とする研究テーマの選定、各創薬支援研究機関による技術支援の調整、出口戦略の策定、選定された研究テーマの進捗管理など、実用化を目指した切れ目のない支援を行います。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



「創薬ナビ」の実施要領が下記にあります。
  ↓
http://www.nibio.go.jp/iD3/youryou.pdf

上記を見ると対象者は「大学・公的研究機関・大学発ベンチャー等の研究者」となっています。

うむ。大事、大事。

日本は基礎と臨床のかけ橋があまりうまくいっていないと言われて久しいです。


「相談範囲」を見ると、ありとあらゆることに対して相談してもいいみたいですね。

「CROやCMO等の紹介・委託支援」もやってくれる!

ちなみに「CMOとはContract Manufacturing Organization:医薬品製造業務受託機関」ですね。製造もどこかに委託すると。

この相談は無料なのでしょうか?

そうなんでしょうね。

どこにも「相談料」の記載はないです。


創薬が活性化するといいです。



明日へ続く。



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