アブラハム「やっぱりそう?」
薬作り職人「人という資源が充実していれば、どんなビジネスでもできる。優良企業では、人を育てることの重要性が共通認識としてシェアされ、自分も成長したい、成長しないと置いていかれるという危機感の強い社員が多いね。」
アブラハム「人を育てるには、どんな方法や条件があるのだろう?」
薬作り職人「たとえば、教育体系を整備する。成長段階や担当職務に応じた研修を受講させる。上司が徹底的にOJTを行う。計画的に職務経験を積ませるとかだね。」
アブラハム「その中でも大事なことは何?」
薬作り職人「人材が成長するための絶対条件は、人を育てようとする会社の風土と、本人が成長したいという強い意志だね。」
アブラハム「う〜〜ん、人を育てようという意識が強い人は、自然と自らも成長しようと考えそうだ。」
薬作り職人「できる限りコストをかけないという企業が多いなか、不思議と人材開発にはお金を惜しまない、という会社もある。」
アブラハム「人材開発は中長期的な会社業績に大きく影響するからね。」
薬作り職人「普通のリーダーを育てるのと、コア人材を開発する風土は同じではない。」
アブラハム「そうなの?」
薬作り職人「普通のリーダーを育てる風土は、多くの優良企業にある。でも、それはあくまでも底上げ的な人材開発を助長する風土であって、コア人材を開発する風土とは異なるね。」
アブラハム「たとえば、どういうこと?」
薬作り職人「たとえば、「全社員を平均的に育成するために投資する」のか、「一部のコア人材に集中投資し、他の者にはまったく投資しない」のかという二者択一を迫られたとき、どちらを選択するのか。」
アブラハム「それは厳しい選択だね。」
薬作り職人「あるいは、「組織の規律や常識を守ることができる人材を育てる」のか、「組織の規律や常識よりも専門性の高い人材を育てる」のかという二者択一を迫られたとき、どちらを選択するのか、という風土の違いだね。」
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