ピース「今年を振り返り、来年度のホーライ製薬の方針を決めたいと思います。」
フクちゃん「あれ?シャチョーは居ないけれど、いいの?」
社長秘書「はい、いつものことですから。きっと、今頃、ネットをうろうろ……ん? 最近は家でゴロゴロしていると思います。」(ビン ゴ! by ホーライ)
てぃん「で、今年を振り返るとどうなのかしらん? 私は今年の活躍の一番はやっぱりCRCだと思うけれど。」(同感! by ホーライ)
澤田「そうですね。CRCの皆さんがいなかった昔はどうやって治験をしていたんだろう?と思ってしまいます。」
かき氷「これも、ひとえにCRC関係者の日頃の地道でコツコツとした活動のおかげですね。」
のの「ときには瑣末なことで治験依頼者、CRO、医療機関、CRC、SMO、総合機構の皆さんの意見が食い違うこともありますが、全体的には、例えば5年前に比べたら、はるかに治験環境は良くなったと思います。」
トモチカ「世界同時開発のために製薬会社やCROでも英語の必要性が今更ながらに強調されてきたんじゃないかしら?」
ken2「そうね、英語はもう必然よね。まさか、日本企業の治験だと言っても、欧米の医師に日本語のCRFを読ませることはできないからね。」
吉野川 みなみ「世界同時開発するだけの種があればいいですけれど、なかなか、そうはいかないですよね。」
さりさり「そうそう。ところで、うち(ホーライ製薬)の開発はどうなっているの?」
ZOO(ズー)「このサイトが立ち上がってからの開発状況はさておき(なんでやねん! by ホーライ^^;)、来年の状況はどうなんですか? 」
ペイン「基本路線は変わりません。『選択と集中』です。」
アブラハム「今、世界の製薬会社はその路線だね。メガファーマはともかく、何しろ、そのパイプラインは100を超える品目があるらしいから、でも普通の日本のトップクラスでも、選択と集中をしないと、この研究費高騰のおり、開発がままならない。」
(ちなみにこの「メガファーマ」をそのまま変換すると、あなたのPCではどうでますか? 僕のは「目がファー真」です。)
薬作り職人「基礎研究とその応用を橋渡しする『トランス リレーショナル リサーチ』の必要性が叫ばれ始めたのも2000年以降だ。」
おきょう「そういった威勢のいい掛け声もいいけれど、やっぱり、最後は地道な作業になるのが、治験なのよね。」
へい太郎「治験だけじゃないさ。製剤開発、製造、品質管理、バリデーション、分析、基礎薬理、毒性(安全性)試験・・・みんな地道な作業の積み重ねさ。」
ゆ「基礎的な研究だけでなく、マーケティングや学術(主に製造販売後臨床試験等のデータを使い、マーケティングやMR活動のサポート等を行う) も、派手そうに見えるかもしれないけれど、医療機関との信頼関係構築や薬の有効性や安全性を集めたりね、結構、大変だ。」
あんころ「ということで、来年のホーライ製薬では例年どおり、地道な作業を正確に早くやる、で決まりました。」
Binobin「患者さんたちが待っているから、スピードも欠かせない。」
ゆうこ「命に関わる商品だから、正確さは絶対。」
ムーミン「でも、停滞しない、活動的で柔軟な思考と働くことに対する自分の哲学。」
デーモン部長「そうそう、新しいデーモンスペシャルNo.IX part11ができた。」
薬師寺「忘年会あとの火の元、ヨーシ!タッタッタッタ!!」
来年もよろしく! by ホーライ
◆架空の製薬会社「ホーライ製薬」
◆臨床試験、治験を考える「医薬品ができるまで」